メモ:2024年の映画と本

今年のベスト映画は濱口竜介監督『ドライブ・マイ・カー』。ベスト本はヴァージニア・ウルフ『ダロウェイ夫人』(土屋政雄訳)。

 

『ドライブ・マイ・カー』は、かつて、村上春樹の映画化がうまくいくとは思えないがこんなにも話題なら観てみようと思ったのだが、トレイラーを観ただけでうんざりして観るのをやめた作品だ。何故だかもう一度観てみようという気になって、観た。3時間全く退屈することなく没頭して観てしまった。面白いのは、何がそんなに私を引き付けたのか全く分からないことだ。

 

『ダロウェイ夫人』は数年前に4分の1ほど読んで止まっていたのだが、今回最初から読み直した。半分を過ぎたあたりからだんだんと引き込まれていって、最後にはグルーヴでぐいぐい引っ張られた感じ。グルーヴ感を感じさせる小説が好きなので大当たりだった。すぐに、集英社文庫の丹治愛版と原書を購入。今後読み比べていく予定。自分は、自由間接話法が好きなんじゃないかな?とも思い、そこら辺の論文を検索してちょこちょこ読んでいる。

 

 

 

NHKのラジオ講座をやめるのこと

10年続けてきた『実践ビジネス英語』が3月末で終了したので、『ラジオビジネス英語』に移行してみたのだが、やめることにした。

 

それほど悪い講座とは思わない。むしろ月~水のLessonは続けたいのだが、木・金のインタビュー回が詰まらない。曜日によって変化を付けようとするのはNHKの語学講座にありがちなのだが、自分はあまり好きではない。RPG内のミニゲームが嫌いなのと似たような感じなのかもしれない。

 

退屈なインタビュー、中途半端なトランスクリプト(意味あるのか?)に付き合うくらいなら、YouTubeで動画を漁ったほうがいい。自分の守備範囲外のものに触れられるとういう効用はあるのだろうが、ストレスの方が大きい。

 

月~水の講座だけでも続けようかと思ったが、それもスッキリしないので、すっぱりやめることにした。

 

 

※総じて語学講座のインタビュー回というものが好きではない。インタビューを英語で聞くのが嫌いなわけではない。

まいちにフランス語

NHKラジオの「まいにちフランス語」が地獄である。

1)いったいどの層を対象にした講座なのか不明。

2)スキットを1とすれば、そのほかの部分が50ぐらいあるテキスト。ただ文や単語を羅列して詰め込んだだけ。スキットは「ドラマ仕立て」を装うためのただの飾り。

3)テキストを棒読みするだけの日本人講師。

NHKの語学講座はその質よりも、ペースメーカーとしての価値のほうが高いと思うのだが、これだけ「とにかくテキストに書いといたから!全部覚えてね!」方式だとちょっとつらいというか、自分で文法書と単語集、フレーズ集をやったほうがよっぽど楽しい気がする。

 

今んとこ、こんな感想で1ミリも楽しくないのだけれど、もう少しやってみるつもり。

結構なストレス源である。

 

 

もう一回だけTOEIC受けてみた他

はいこれ。

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納得はいっていない。

リスニングが満点なのは何故か?初回受験時の戦意喪失レベルの音響とはいえないまでも、今回もそれなりにげんなりするレベルではあった。1回目の音響を-10とすれば、2回目が±0、3回目の今回が-5~-6といったところだろうか。予想点数としては450以上で、上積みされていればその分うれしいといったところだったのだが。

点数はとりあえずまあいい。結果として満点だったが、会場の音響は今述べたようにほめられたものではなかった。では、同じ会場で日本語がスピーカーから流れた場合はどうだろう?おそらく、よほど専門的な語彙を駆使されない限り、ほとんど聞き取れるだろう。であれば、英語でもそのレベルを目指すべきではないのか?イエス。しかし、それは私個人の極めてプライベートな努力目標でしかなく、公的な試験環境というものは……。われながら、うざくなってきたので省略。とにかく、最低限の受験環境を提供できるようにしてほしいと思うであります。一方、安定して満点近辺をうろつく人達が音響に文句を言っているのを、自分の観測範囲では、あまり見かけない。彼らは「そういうレベル」に達しているのだろうか?一度話を伺ってみたいものである。

 

リーディングに関しては、矢張り時間配分が問題な気がする。Part5~6で20分で収めるところまでは常にいけている。ということは、自分のもっとも得意なPart7で手こずっているということだ。本来なら、Part7は満点を獲るつもりでいって、結果1,2問落としてぐらいが理想なのだが(もちろん1問も落とさないのが最上だけど)、どうにも最後で時間が足りなくなる。Part7の途中で、目安となる時間設定を考えておくべきなのかもという気はする。480→455→435の下降具合は、リーディング好きとしては情けないが、まぁ、しょうがない。

 

というわけで、TOEICはひとまず終了。

今年はフランス語にちょっと手を出してみるつもりだが、"Bonjour!"の発音ですでに挫折しそうであります。

 

 

<余談>

はてブにあがってる英語学習記事でよく見かける、「発音できない音は聞き取れない」というフレーズ。ブコメにも同意のコメントが並ぶことが多いようなのですが、正直、なぜあんなに賞賛されつつ受け入れられているのかわからない。そう思いつつぐぐって見たら、結構同じ疑問を抱いている人が多かったので、語る必要もないと思ったしだいです。けど、ちょっと言いたかった。

 

TOEICを受けてみた

TOEICを受けてみた。
TOEIC高得点=高英語力」ではないとはよく言われているし、自分もそう思っていた(今もそう思っている)。故にずっと未受験であったわけだ。しかし同時に、「英語力が高いのならばTOEICは余裕で高得点が取れるはずである」とも思っていたし(今もそう思っている)、もしかしたら、えらそうなことを思いつつも自分の力がハッキリと数値化されるのを恐れているの?という疑念を自分自身に感じてしまった。そうなれば仕方ない、サクッと受けて、目標点(900点にしてみた)をサラッとクリアして卒業しようと思い、受験してみた。

 

 

 

初受験(第204回:2015/10/25)

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試験会場が大学の講堂で、あからさまに音楽鑑賞用の残響時間。反響しまくりでろくに聞き取れない。「音のテストはしています」とは何なのかと小一時間…。怒りで不貞寝しようかと思ったが、リーディングだけでもベストを尽くそうと思い直したのがこの結果。

 

 

 

2回目(第206回:2015/12/13)
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初受験の帰り道即申し込んだ。今度の会場はいわゆる大学の大教室。チープなラジカセだったが、全然問題ないレベル。前回のリスニングの結果を音響のせいにしたのが言い訳じゃない事が証明できた…か?

しかし、「PART6終了時点で55分残し!余裕!」と思ってじっくり解いていたら、時間が足りなくなる不覚。そのせいでリーディングが落ちてしまったのは残念だが、目標点はクリアできたのでまぁよしとする(不満)。

 

 

とりあえず目標点をクリアしたので、当初の予定どおりTOEICは卒業。と言いつつも、いささかの不満があるので、もう一回だけ受ける予定。
ちなみに、自分の英語力が高いとは思っていないし、実際全然高くないです。念のため。

12月に観た映画

今更!もう1月も終わりに向かっているのに!それでもせっかく1年間記録をつけたので、遅ればせながら12月に観た映画を記しておこう。
14本。半分はHuluで済ませた。『デュー・デート』は映画全体としてはいまいちだけど、意外と風景が良い。音楽も中々だったように思う(おぼろげ)。こういう映画は、ドライブ中の風景も音楽もひどい場合が多いけど、この作品は別。もちろん、素晴らしいという程ではないし、出来は矢張り微妙。
インターステラー』を観る前に、『インセプション』を再鑑賞した。『インセプション』の初見は劇場だったのだが、もうものすごくがっかりな出来で二度と見るまいと誓ったのだった。しかし、これほど世評が高いならば自分の鑑賞眼がおかしいのかもしれんと思い、この機会にもう一度見る事にしたのだった。全体的な感想はさして変わらず。でも、クソ映画は言い過ぎだったかもと(少し)反省した次第。
で、『インターステラー』。『インセプション』よりはずっと好きかも。ノーランは画を作りこむ作家でありながら(だからこそ?)、その作品を代表するような画がない監督だと思っていたのだけれども、コーン畑(だっけ?)を車で突っ切るシーンはなかなかよかった。ちょっと狙いすぎ感はあったけれども。いろんな人が優れた考察や感想を述べているので、今更言う事はないんだけれども、主演のマシュー・マコノヒーの演技は、まんまイーストウッドでしたよね?
ブルージャスミン』は『欲望という名の電車』でした。

1.デュー・デート ~出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断~
2.ルディ
3.ナイト・オブ・ザ・リビングデッド
4.お熱いのがお好き
5.バトルシップ
6.ジョーズ
7.インセプション
8.インターステラー
9.マイアミ・バイス
10.魔界転生(1981)
11.オール・ユー・ニード・イズ・キル
12.グランド・ブダペスト・ホテル
13.ブルージャスミン
14.アフリカの女王


結局、2014年は203本の映画を鑑賞しました。何かまとめめいたことを書こうかと思ったけれども面倒臭くなってきたので、また今度。もうこんな記録はつけない(と思う)。


 

11月に観た映画の一覧とか

12月だから忙しいということは特に無く寧ろ暇なのだが、今年もラスト1ヶ月と思うとついつい己にノルマを課してしまい、自分で自分の首を絞めてしまう感じ。
せっかくなので Hulu に入っている作品を中心に観てみた。『神々と男たち』を観て、修道院の生活にかなりの興味が沸く。ちょうどそんなときに、Amazonアガンベン『いと高き貧しさ』をお薦めされ、これは天啓!とばかりに購入しようと思ったが、『アウシュヴィッツの残りのもの』を積んでたことを思い出し、とりあえずほしいものリストへ。そんなわけで『アウシュヴィッツ~』読んでる。

言の葉の庭』は予想通りのひどさ。新海誠の美術は綺麗だ綺麗だというけれど、そのなにももたらさない綺麗さは、ラッセンあたりに比肩するものだと思う。同じ土砂降りの描写でも、例えば宮崎駿の『風立ちぬ』のそれには新鮮な驚きがあったが、この作品ではただただ退屈なだけだ。他の部分についてはもう何も言うことは無く、今年のワースト5に入る勢いでありました。

前半(ウィンターズ・ボーンくらいまで)は良かったが、後半はだれた1ヶ月。あ、『カンフーハッスル』は勿論例外。不覚にも観たことを忘れていたが、これは当然傑作。

 

1.シェーン
2.巴里のアメリカ人
3.戦略大作戦
4.カンパニー・メン
5.理由なき反抗
6.ノスタルジア
7.神々と男たち
8.ウィンターズ・ボーン
9.レスラー
10.茄子 アンダルシアの夏
11.エンド・オブ・ホワイトハウス
12.ネイビーシールズ
13.カンフーハッスル
14.言の葉の庭