2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ぐったり

5/22(水)、朝から「夏目漱石の美術世界展」へと出かける。平日の昼間だからガラガラで快適だろうと思って行ったら、男子高校生(中学生?)の団体様に遭遇。これはもう終了である。そっかー、そういう平日昼間にはそういう罠があるんだなぁーと激しく落胆。…

根津美術館へ

尾形光琳の『燕子花図屏風』の公開が5/19までなので、朝一で根津美術館へ。 会期終了間際とあって開場から結構な人。でも、後から後から増えていった様な気がするので、早めに行ってよかったのかも。 この間行った貴婦人と一角獣展のミル・フルールを思い起…

読書中/クロード・シモン『フランドルへの道』

世界中にウン万人はいるであろうクロード・シモン挫折者の皆様こんばんは。 かくいう私も、「ヌーヴォー・ロマン!?(よくわからんけど)読まねば!」などと思い書店に駆け込み、クロード・シモン『フランドルへの道』を購入。さあ、読むぞと気合を入れたがあ…

貴婦人と一角獣展

雨の中、乃木坂の国立新美術館へ『貴婦人と一角獣展』を観にいってきた。 6点の連作タピスリーが、天井の高い半円状の大きなホールにゆったりと配置されていて、大変に贅沢な空間。クリュニー中世美術館のように、作品間の間をぎゅっと詰めて、パノラマ写真…

ポンヌフの恋人

『ポンヌフの恋人』(レオス・カラックス)がTSUTAYAに入荷してたので観た。ブルーレイじゃないのかよ!と思ったがどうやらブルーレイは出てないみたいだ。まあいい。 かつて、僕が本当に若かった頃、この作品を観た感想はあまり芳しいものではなかった。「…

一時停止された終末 /『フランシス・ベーコン展』

終末はすでに始まっている。 終末の到来とともに、教皇が叫び声を上げる。だがしかし、その声が我々に届く半瞬前に何ものかが一時停止ボタンを押したのだ。故に叫ぶ教皇の画は異様な静寂につつまれており、我々は一時停止した終末を生きている。すでに終わり…