3月に観た映画一覧
31日もあって20本をきってしまうとは情けない。このままずるずる行かずに、何とか巻き返したいと思う(大げさ)。
当たりとしては、「ジュノ」、「ツリー・オブ・ライフ」、「愛、アムール」とか。「ジュノ」はなんとなく避けてたけど、とてもよかった。ジェイソン・ライトマンは「マイレージ・マイライフ」が結構好きなので、もっと早く観て置けばよかった。対象との距離のとり方がうまいんですかね?テレンスマリックも、自分の嫌いなタイプかなぁと、様々なレビューを読んで敬遠していたのだけれども、全然俺好みでした。あのカメラワークはうっとりする。「シン・レッド・ライン」も観てみようと思う。「天国の日々」は、おそらく近所のツタヤには無いんだろうな。
世間的にはかなり好評でも許せないのが、「善き人のためのソナタ」と「ファミリー・ツリー」。「ファミリー・ツリー」は許せないは言い過ぎか。しかし、「善き人のためのソナタ」、お前は駄目だ。ベルリンの壁崩壊前の東ドイツでの、秘密警察による24時間体制の盗聴。こんなにも面白そうなモチーフを扱っておきながらこのゆるさ。昔はできの悪い邦画を揶揄するのに「テレビの2時間スペシャルでいいじゃん」といったものだが、これがまさにそう。○○テレビ局開局○周年記念スペシャルドラマの松本清張的な。それであれば納得の出来だと思う。「暗殺の森」でも観ればいいのに。
あと、「マン・オブ・スティール」なー。ザック・スナイダーは「スーパーマン・ビギンズ」を撮りたかったのだろう。それは音楽の使い方からも明らかである。と、語ろうとしたら、ノーランががっつり関わってたし、音楽はもろにハンス・ジマーでした。恥ずかしい。スナイダーは「ウォッチメン」がかなりいい出来だけに残念。
こんな感じ。
1.MASH
2.恋愛小説家
3.マーヴェリック
4.ジュノ
5.レッド
9.愛、アムール
10.現金に手を出すな
11.トイ・ストーリー
12.ショコラ
13.ファミリー・ツリー
14.マン・オブ・スティール
15.ホーリー・モーターズ
16.月に囚われた男
17.ミッドナイト・イン・パリ
18.戦場にかける橋
19.ファニーゲーム