5月に観た映画一覧

自分自身に日々のノルマを課しすぎると立ち行かなくなる好例。という訳で16本しか観れなかった。やらなきゃならないことをパッとやって時間を捻出すればいいのだが、どうにも怠惰なもので…。


さて、昔観た作品が混ざる率が高くなってきた。近所のツタヤが主戦場なのだが、どうにも作品をセレクトするのが厳しい。AVスペースを撤去して、映画枠を拡大してくれないかと思って居るのだが、望みは薄いだろう。

今まで断片的にしか観たことのなかった「男たちの挽歌」にようやく手をつけたのだけれども、なるほどファンが多いのも頷ける内容だった。あんなにだっさいおっさんとだっさい兄ちゃんの3人組が格好良く見えてしまうなんて。しかし、2はもう駄目かな。1のような後の無いヒリヒリした感じがもう無い。チョウ・ユンファに生き写しの双子の弟がいた設定には笑わされたが。3はいつか観る、と思う。

ダニー・ボイルの「スラムドッグ・ミリオネア」。ダニー・ボイルといえば「トレスポ」なわけだが、正直あんまり好きではない。確かに時代を背負っている作品だけれども、どうにもゆるい。そのゆるさに対する批判も、「時代性」だとかそれこそが「今」なんです(今となっては「当時」だが)と言ってかわせてしまうしまうタイプの作品であるところがなおさら気に食わない。「否定は肯定なんです!」論法の精神分析みたいだ。もちろん、そこまで悪い映画だとも思わないのだけれども、デビッド・フィンチャーが撮っていれば的な妄想を抑えられない残念さを持っているのは確かだろう。となると、「スラムドッグ」にも手が伸びるはずも無く、今まで放置していたのだけれども、これは大きな間違いだった。ああいう構成で主人公の半生をたどっていくとは。画もいい感じだったし、もっと早く観ておけばよかった。

 

書くのがだるくなってきた!
子供のころ以来となる「オズの魔法使い」は、冒頭の竜巻の迫力にびびった!あんなにすごかったっけ?
スコセッシはいつも何か足りない。何か?センスとか言っちゃっていい気もするが、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」には期待している。

 

 

1.トッツィー
2.ミセス・ダウト
3.エリジウム
4.ソウ
5.アメイジングスパイダーマン
6.アバウト・シュミット
7.バベル
8.男たちの挽歌
9.リベリオン
10.ヴェラクルス
11.ウルヴァリン:SAMURAI
12.スラムドッグ・ミリオネア
13.オズの魔法使い
14.男たちの挽歌2
15.ギャング・オブ・ニューヨーク
16.2GUNS